意識不明だった容疑者死亡、札幌の逮捕監禁事件

札幌市東区で女性が無理やりアパートに連れ込まれた逮捕監禁事件で、自殺を図って意識不明の重体になっていた同区北丘珠２条４丁目、職業不詳横山宏治容疑者（４６）が２日、収容先の病院で低酸素脳症により死亡した。 横山容疑者は８月２７日専門学校生の女性（２０）に声をかけ、乗用車に乗せて自宅アパートに連れていき、手錠をかけるなど身動きできないようにした。近所の住民から通報を受けた警察官が駆けつけた際、クローゼットのパイプにかけたひもで首をつっていた。北海道警は、アパートからは行方不明になっている別の女性（２３）のものとみられる財布やバッグも押収しており、この女性の失跡に関与した可能性もあるとみて調べている。